バレエ教室も3年年位になると、ほとんどがお子さま自身の意思による入会希望になってきます。本物のクラシックバレエの基礎をしっかり身につけると同時に、お子さま自身が選択した習い事が中途半端で終わらないよう、今後の人生の強さとなる、やり遂げる「自信」と美しい「品格」を備えていただきたいと考えています。「バレエを習っててよかった」いつかそう思える日を作ってあげることが講師としての最大の役目と考えます。
バレエに限らず小さなお子さまが「楽しい」と感じたことは特殊な集中力を発揮し、本人が自学して吸収していきます。「バレエを習うのが楽しくてしかたない」当スクールでは、そんな環境作りを心がけています。少しくらいレッスンが辛くても、それすらも楽しいと思えるような笑顔の絶えないスクールを目指し日々取り組んでいます。
よくトウシューズに対して「憧れる」という話を聞きますが、この時期からトゥシューズを履くことに慣れていきます。同時にバレエの世界が一気に広がったような感覚になり「楽しい」と思う気持ちがとても強くなります。また、この時期は指導者も驚くほどの急激な成長を見せることも多く、この大切な時期をどう通過するかが分かれ目となります。
基礎より大切なことは絶対にありません。トウシューズを履き、一気に成長をみせるこの時期だからこそ、基礎の基礎の基礎が本当に重要です。本人がめんどくさいと思えるほどの基礎の徹底がいつか本人を助け、喜びをもたらす結果となります。この経験はバレエの枠を超えて社会に出た時に必ず自分に返ってくる、1ランク上の生き方を作ると確信しています。
3年生くらいになると、お子さま自身で漠然とでも何か目標を持ち始めるのではないでしょうか。目標に向かうことはとても重要です。お子さま、保護者、指導者の三者でお子さまの目標の補助をしていきましょう!